森羅万象に 今生の別れを告げ 少年が 虚無の世界に 旅立つ刹那 嗚咽 そして慟哭 断ち難い未練 悔恨の思い その全てが 浄化され行く 精神の 今際のきわに 少年は 極彩色の夢を見た エスの深淵 カオスの縁 安定と混沌の 分水嶺 遙か彼方に見えた 最後の覚醒の兆候 全てを無に帰す やがて少年は 虚無を許容し そして同化した すなわち 少年は神となった